1月28日から2月17日までハワイでサーフトリップに行ってきました!!久しぶりの一人旅でしたが、ワールドクラスの大会のプロの演技に大きな刺激を受けたり、よい出会いができたと思います。また、日本では味わえない大きな波に出会う事ができました。
午後10時のフライトということで出発当日まで何も用意していない私は一気にボードケースとバッグに荷物を詰め込み、ハワイに向かいました。今回は久しぶりの一人旅です。沢山の良い波と良い出会いに期待していました。ホノルル空港に着いて、レンタカーをピックアップして目指すはノースショア、サンセットビーチ前のステイ先です。道も空いていてあっという間に着きました。
今回3週間お世話になる所は赤羽根ロングビーチの前にあるキーパーサーフステーションの鈴木弘章サン在住の場所で海まで徒歩30秒の最高ロケーションです。まずはサンセットポイントをチェック、初日から波有りますね、3.4フィート(頭半~ダブルオーバー)、鈴木さん夫婦に挨拶して、早速、波乗りに向かいました。まずはサンドバーのエフカイビーチでで軽く1ラウンドこなし、サンセットポイントへ6,8のウェブスターサーフボードでパドルアウトしました。セット間隔が上手く掴めず、セットの波を食らって巻かれた瞬間に、とんでもないとこに戻ってきてしまった~という感じでした!!ボードの選択も6,8ではなく7,3を使うべきでした。初日は勘違いの連続で終わってしまいました。
ステイ先には鈴木さんファミリーに深川達哉プロ、松岡慧斗プロがステイしています。その後も続々とプロやトップアマがステイする予定です。みんなに気持ちだけは負けないように頑張りたいと思っていましたが、気持ちも全然かなわない事も十分に解らされ、これまた勘違いに気づきました!その後4.5日はサンセットビーチで3~5フィートの波がキープされ、びびりながらも、ノースショアの波に少し慣れつつありました、(慣れることは無い。)
1月31~2月2日までの間は友人でありクリスティーのチーム員でもある、Aさんが海外研修でハワイに来ていて、ノースショアまで通ってくれて、ハレイワ、ラニアケアなどで1~3フィートの波で一緒にサーフィンを楽しみました。凄くファンウェーブでお互いに満喫できましたね。
前半はウネリが落ち着き、開催予定のWQSのモンスターエナジーはウネリ待ちでした。自分も凄く楽しみで毎日、パイプラインに大会が行われるか、チェックしに行ってました。この大会はビッグネームの選手が沢山エントリーして、しかもパイプラインという、超一流のポイントで超一流の演技を間近で見せてくれます。そしてまちに待った、2/7.朝は1.2フィートが大会開催共に、サイズが上がりだし、ファイナルには6フィート近いセットも入り、バックドア(パイプのレギュラー側)のバレル勝負を制した地元ハワイのパンチョサリバンは度肝を抜く演技の連続で文句無しの優勝でした。その他にジェミーオブライアンやロイパワーズなどが個人的にはかっこよかったです。パイプラインのワールドクラスの大会は絶対に見る価値があると確信しました。今後のサーフィンに凄く影響しますね。時にはじっくり上手なサーフィンを見るのも大切だと改めて考えさせられました。
自分の波乗りはというとウネリが落ち着いた前半はエフカイビーチのサンドバーでウェブスターサーフボードの6.8で技の練習に明け暮れました。ノースショアの波は小さくても凄くパワーがあり、長めのサーフボードの方が楽しむ事ができます。スピーディーで大きなラインを描く練習を沢山でき満足しました。パイプラインの大会観戦の日から大きなウネリが入り、大会観戦当日は夕方、サンセットポイントで入りましたが4~6フィートの波が入り、まともに一本も乗れずに上がりました。改めて、自分のレベルを解らされました、これも良い経験ですね。
翌日から10フィート近いウネリが入り、ウネリを交わすフレディーランドや、ウェストサイドのマカハなどでサーフィンをしました。ルームメイトの深川プロと松岡プロは10フィートのサンセット、パイプラインでガンガンサーフィンしていました!!まじで尊敬しちゃいました、かっこよすぎです!!!プロサーファーのサーフィンへの取り組みは本当に命を懸けたチャレンジの連続で、生活を共にすることでよりリアルに伝わってきました、そして今後の自分のサーフィンへの強い影響を与えてもらいました。
冬のハワイはプロサーファーやサーフィン業界の方がいっきに集まり、日本ではなかなか会えない人でもハワイではしょっちゅう顔を合わす事も珍しく無いんですよね、そんな中に昨年、知り合いになった、フォトグラファーの木本直哉さんと再会できたのはうれしかったです、木本さんの写す写真は本当にダイナミックな作品が多く、凄く好きですね、知り合う前からよく見ていたんですよね。2/14にワイメアが10~16フィートで立った時も、朝一番でカメラを持って、ボディーボードでアウトまで出ていってました。まさにハードコアスタイルです。あのショアブレイクは見るだけで足がすくんでしまいます、水中フォトグラファーも命がけですね。その姿を目の前で見てよりいっそう身の引き締まる思いになりました。
後日の連絡で知ったのですが自分が使用するサーフボードのシェイパー、ウェブスターは2/14ワイメアでサーフしたみたいですね。ビックウェブ好きとは聞いていましたがまさかあの日のワイメアにチャージしているとは!!本当に驚いたのと、自分のボードを削ってくれる人があの波に乗っていると思うと凄く嬉しかったですね。今回のハワイはウェブスターサーフボードがあったからこそ乗れた波が数多くあり、サーフィンを本当に楽しむには、自分に合った、信頼できるサーフボードがひつようだと確信しました、(ちなみに自分はゲットしています)ウェブスターにはまだ会ったことがありませんが、早くハワイの波で一緒にサーフィンしたいですね。その日のためにスキルアップして気持ちも強くならなければいけません、まずは気持ちからですね、ハハハ!!
帰国が迫り、憧れのサンセットではサイズが有り過ぎてなかなかサーフィンする事ができず、悔しい気持ちを押さえつつ(無理すると本当に死にます)、迎えた最終日の朝、ウネリが落ち着き、セットで3.4フィート、波の下がる予報が出ていたので薄暗いうちからサンセットポイントにパドルアウト、波はクリーンで形も良く自分には絶好のコンディション、何本も良い波に乗りかなり満足しました。その後はいっきにサイズダウンして人も増えてしまいましたが、思い残すことはありませんでした。本当に満足しました!!夕食はバーベキューが行われ最高の一日を過ごす事ができました!!!
帰りのフライトもハワイの波を思い出しながら、かなりにやけていたと思います。他から見たら、かなり危ない奴ですね。そのおかげであっという間にセントレアでした。今回は現地でフォローして頂いた、沢山の方々に感謝し、この旅を行かせて頂いた会社にも感謝しています。素晴らしい波、素晴らしい出会いがある、楽園ハワイは最高です!
井原